2016年4月25日月曜日

2016/4/24 チャレンジ富士五湖118km DNF

4年ぶり、2度目のチャレンジ。
前回は、関門時間切れでDNFだった。




天気予報ではほぼ晴れの予報(40%以下)だったので、バイクにて現地入り。
富士吉田YHに前泊。

吉田うどんの店を2件ハシゴして一人カーボローディング。
YHは、例年はレース前夜は選手であふれるそうだが、たまたま今年は泊まる選手は少なかったとのこと。



そして、当日朝。
4時スタートなので、2時起床。
目覚めていざ布団から出ようという、まさにその瞬間にパラパラと屋根を叩く雨の音。
天気予報の降水確率はそれほど高くはなく、雨雲レーダーにはさっぱり雨雲の影は写っていないのに。

うんざりしながらカッパを着込んで、会場の北麓公園へ。


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スタート/フィニッシュ会場の富士北麓公園。

4時スタートなので、まだまだ真っ暗。
ヘッドランプをつけている選手もいるが、トレイルを走るわけではないので、個人的にはそこまでは不要だと思う。

この頃には、雨は霧雨くらいまでにおさまっていた。
ウインドブレーカ、カッパ類は要らない程度。

ウェアは、
・上 SKINS長袖、半袖Tシャツ
・下 CW-X
・靴 アディゼロCS

今回は、ニューハレを忘れてしまった。
そもそも忘れたことに、スタート時まで気づかなかった。

靴は、ウルトラの時はだいたい2足持って行って、後半のデポ地で履き替えるのだが、今回はそれは無し。1足で走り続けた。


バックパックは無し。
小さなウエストポーチを装着して、スマホ、アイウェアのレンズ(明るくなってから、クリアからスモークに換装した)、日焼け止めを入れた。
途中のデポ地で、眠気覚ましのためのiPod shuffleを追加した。



テンションを上げ過ぎないように、気合いを入れ過ぎないように注意しながらスタート。


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山中湖の北側。

霧雨が降ったり止んだり。
幸い、気温はそれほど低くはなく、寒さを感じる瞬間は、レースを通じてほとんどなかった。


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北麓公園の近くまで戻ってくる。

意外とゆるやかなアップダウンが多い。


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この写真は、西湖だったかな。


どうも、身体の調子がよくない。
決定的にどこかが痛いとか、苦しいというわけではなく、何だか何となく本調子ではない、という感じ。

そう言えば、手を振る時に、時々、手の先がしびれる感じがする。
普段から首こり体質で、レース中も同じ姿勢で走り続けるのでこることはよくあるが、いつにも増して首こりが酷い。

全身の血の巡りが悪い、という感じ。



まだまだレースは序盤なのに、早くも歩き出してしまう。
そして何より、気持ちがさっぱりノッてこない。
「あー、今日は完走は無理かもな。まあそれでもいいかな、べつに」
という気持ちに支配されてしまう。


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50km地点くらいでトイレ(大)をしたら、調子の悪さは、憑き物が落ちたように、一気に消えた。


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精進湖。

けっこうガスってきている。


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本栖湖。


75km関門で、既に制限時間の5分前だった。

ウルトラのレースでは、だいたいにおいて、一つの関門をぎりぎりでクリアしたら、次はほぼ間に合わない。


この時点で、ほぼ完走は無理であることが分かった。
それでも進むよ、行けるところまで。

時間切れで完走できなかったレースは数多くあったけど、自らの意思でレースを投げ出して走るのを止めたことは一度もない。
僕なりのささやかな誇りだ。


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そして、92.9km地点エイドで、この先の関門が閉鎖された旨の告知を受け、止められた。

収容車でフィニッシュ会場へ。
残念だ。


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山中湖の近くに後泊したのだが、翌日は綺麗に晴れ上がった。
どうせなら、こんな天気の下でチャレンジ富士五湖したかったな!